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◆活字中毒◆


小説や映画のレビュー
【過去記事】小川糸『あつあつを召し上がれ』
評価:
価格: ¥ 432
ショップ: 楽天ブックス
コメント:おなかがいっぱい、幸せ。

2014-5-8 別ブログより

 

『食堂かたつむり』を読んだ時、食べ物の描写がすごくおいしそうで、何度も生唾を飲んだことを覚えています。
今回は7編の短編集。心が温まる、食にまつわる物語…かと思いきや、途中で超裏切られます。

1番印象的だったのは『親父のぶたばら飯』。
これは中華料理屋さんでの話なんだけど、もう出てくるものの一つ一つが、私の視覚情報から料理が生成されてすでに胃で消化されているような、そんな不思議な気分になれるほどリアルな幸福感をもたらしてくれる。
登場人物がそれを口に含んだ時、味わった時、嚥下した時のその気持ちを、私も知っているような気がする。

そのほかによかったのは、『さよなら松茸』。
これは温泉旅館の、松茸料理のお話。旅館のあのなんとも言えない満足感と、しっとりした寂しさと、松茸料理が、この話の何とも言い表し難い感情を引き立てているように思います。

ほかも全部おもしろかった。
ああ、いい本に出会えた。

|13:09| 小説 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 鳥皮女 - -
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